大使からのメッセ

 

拝啓 ご来訪の皆様へ

アゼルバイジャン共和国大使館(日本)の公式ウェブサイトへようこそお越しくださいました。

本ウェブサイトは、アゼルバイジャン共和国の歴史、豊かな文化と伝統、政治・社会生活、そして力強く成長を続ける経済についての基本情報をご提供するために作成されたものです。また、当館の活動や、アゼルバイジャンと日本の二国間関係の発展に関する情報も掲載しております。

文明の交差点に位置するアゼルバイジャンは、古代シルクロードの重要な要衝として長い歴史を持ち、多様性を尊重する包摂的で調和のとれた社会を育んできました。コーカサス山脈の険しい山頂と深い渓谷から、レンクランの亜熱帯林、そしてカスピ海の穏やかな海岸まで、その多彩な自然は、ニザミ・ギャンザヴィの偉大な遺産を継ぐ詩人たちや、魂を揺さぶるムガム音楽の巨匠たちに今も豊かな創作の源となっています。

1918年5月28日、アゼルバイジャンはイスラム圏で初めての議会制共和国として独立を果たしました。アゼルバイジャン民主共和国は、普遍的かつ比例代表制に基づく多民族・多党制議会を設立し、多くの欧州諸国に先駆けて女性に参政権を付与しました。バクー国立大学の創設も、この時代を代表する重要な成果でした。しかし、1920年に独立は中断され、その後およそ70年間ソビエト連邦の一部となりましたが、1991年に国家の独立が完全に回復されました。

独立回復以降、アゼルバイジャンは深刻な不安定さを抱えた戦後の状況から、世界でも最も急速に発展する国の一つへと大きな変革を遂げてきました。政治的・経済的安定は、より積極的で建設的な外交政策を展開する基盤となり、今日では世界各国と互恵的な関係を力強く発展させております。

近年、アゼルバイジャンは国際的に認められたすべての領土において 領土一体性と完全な主権を回復すること に成功しました。この歴史的成果は、地域の平和と安定、そして長期的な発展に向けた新たな機会を生み出しています。解放地域における復興、再統合、そして国内避難民の安全な帰還は、国家の最優先課題です。

さらにアゼルバイジャンは、東西を結ぶ戦略的ルートである 「ミドル・コリドー」(中央回廊/トランス・カスピ海国際輸送路) の発展において極めて重要な役割を担っています。信頼性が高く、現代的で不可欠な中継拠点として、国際物流網の強化、欧亜間の連結性の向上、持続可能な経済協力の促進に大きく貢献しています。輸送、物流、インフラ分野への継続的な投資により、ミドル・コリドーは国際貿易における競争力の高い安定したルートとしてその地位を確固たるものにしています。

アゼルバイジャン共和国は、特に豊富な炭化水素資源を背景に、世界のエネルギー政策の形成に重要な役割を果たし、国際的なエネルギー安全保障に大きく寄与しています。

アゼルバイジャンと日本の関係強化にご支援くださっているすべての友人の皆様に、心より感謝申し上げます。アゼルバイジャンの独立回復当初より、日本が寄せてくださった貴重なご支援を深く感謝しております。両国は相互信頼と共通の利益に基づく緊密な協力関係を築いており、政治、経済、文化、人道など幅広い分野で協力が拡大し、地域及び国際的課題に関する建設的な対話も進展しています。

今後、両国関係がさらに発展し、新たな段階へと引き上げられることを大いに期待しております。私たちは、双方の協力により必ずやこれを実現できると確信しております。

皆様がアゼルバイジャンを訪問される日を、心よりお待ち申し上げております。

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